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2020/01/04

アルカディア(字幕版)2017


途中で眠くなったもののよく出来た脚本でした。カルト教団から逃れた兄弟。経済的に厳しい生活から弟がカルト教団時代を懐かしみます。当時は健康的な食事をできたのに、今はインスタントラーメンを食べている始末。沈む弟の気が済むならと兄はカルト教団の地へ弟と一緒に向かいます。

カルト教団の住民たちは健康的な生活をしているからか若々しく元気です。その明るさが少し不気味ではあるのですが、弟は次第にカルト教団での生活を真剣に考えるようになります。

カルト教団たる所以は集団自殺の疑いがあり、それの計画を知った兄は弟を連れて逃げたのです。確かに自殺はしていたのですが、望んで自殺したわけではなく「何か」にあらがって自殺を選んでいることがわかります。

ネタバレになるのですが、その「何か」はいわゆる輪廻転生です。そのカルト教団の住んでいる土地では一度死んでも時間が巻き戻り、また何もなかったように生き返ってしまいます。永遠の命ではあるのですが、果たして望ましいのかと葛藤します。

繰り返し観ることができる映画を創るうえでの心構えが表現されているようです。