故障したPixio PXC32の修理対応が神対応だった

4KではなくWQHD(2560x1440)31.5インチ曲面ディスプレイを注文しました。」で書きましたがPixio PXC32を購入して使っていました。


ゲーミングモニターなのでなぜか光るのです。
モニタースタンドにヘッドホンを引っ掛けることができます。


曲面モニターなので厚みがあります。

世界の株価もこの通り。正面からみると曲面を意識することはあまりないです。

1年ちょっとで画面に横縞が生じました。
https://www.materialui.co/colorsを表示させてスマホで撮影しました。200あたりがわかりやすいですが横縞が入っています。


2018年11月20日購入で2019年12月10日に修理依頼をしました。実は2019年2月1日以降の注文は2年保証になったのですが、それまでは1年保証でした。なので私は保証期間をオーバーしていました。残念!

Amazon経由で購入したため修理依頼もAmazon経由でメールをやり取りします。正直Pixioのモニターを買って失敗したなと思いました。DellやEIZOなど3年保証5年保証とあります。しかし今まで5年やそこらで故障したことはなかったです。故障する前にパネルや解像度が良くなって買い換えることになるものです。バックライトがLEDになってからは可動部もなくほぼ故障することはなくなっています。なので購入時は1年保証でも5年保証でもあまり気にすることはないと思っていました。

でも故障してしまいました。曲面・解像度・サイズ・周波数など気に入っていたので保証期間が過ぎていても修理してもらおうと修理依頼をしました。

ここからがいわゆる神対応でした。保証期間が過ぎていても修理可能であれば無償修理してくれると申し出てくれました。保証期間が2年に延長したことを考慮してくれたのだと思います。さっそくヤマトで翌日午前中指定で送りました。

ヤマトによると翌日11:41に着荷したようです。その後15:46に修理完了し返送したとメールが入りました。驚くほど速いです。よく修理期間中に無償の貸出機を出してくれるメーカーがありますが、これだけ修理が速いと不要でしょう。

今回の修理内容はメイン基板の交換でした。ケーブル不良のチェック用に新品のケーブルも入っていました。残念ながら戻ったモニターは横縞が再発してしまいSamsungの液晶パネル故障ということが判明しました。これはもうPixioでもEIZOでも自社で液晶パネルを作っていないメーカーは部品交換するしかないです。

交換部品を修理対応のために用意しておくかどうかは価値観がわかれるところだと思います。今回は液晶パネルの故障は修理できないとのことだったため交換用液晶パネルの在庫はきっと持っていないのでしょう。私の価値観ではこれは正解です。修理を見越して高額な部品在庫を持たない代わりに製品コストを下げてくれた方が嬉しいです。ほとんどの場合は故障しないのですから。

ただ故障して修理不能でおしまいになると一部すごく残念な人が出てきます。その対応でメーカーのサポートがわかるのですが、Pixioの場合はユーザーが損したと思わないように対応されていると感じました。

今回はなんとPixioの最上位機種Pixio PX7も含めてどの機種でも無償で提供すると提案いただきました。1年以上使ってしかも保証期間外にも関わらずです。不要になったモニターも着払いで送れば無料で処分してくれるそう。ちなみにステマではないので、このレビューと交換でPX7を無償提供してくれるなどという条件ではないです。無償で提供すると提案いただいてから、このレビューを書くことにしました。

サポートは個別対応になるとは思いますが、私の体験ではPixioの日本のサポート体制は今までで1番頼もしいものでした。購入するときもレビューはほぼ無かったですが、サポート体制のレビューなどは今だに皆無だと思います。購入を検討されている方の参考になれば嬉しいです。