映画『湿地』
アイスランド映画です。発症すると致死性の高い遺伝子保持者であった場合に子供を産むべきか、その遺伝子保持者自体排除の対象になるのかというテーマです。
そもそも自分がその遺伝子保持者であるか知らずに子供を産んだ結果、幼子と死別する不幸を体験することから始まります。
遺伝を疑って血縁関係を調べていくうちに謎が解決されていくというサスペンス仕立てになっているので飽きることなく観ることが出来ました。
私は不利な遺伝子を持っていても頑張って宇宙飛行士になる話の『ガタカ』が好きなので、致死性の高い遺伝性の遺伝子を持っていたとしても排除しない方が良いのではないかと思っています。
最後に主人公の刑事が娘に何が正しいかはわからないが「けがれ」を嫌悪しているうちに日常へ戻れなくなるのだと言います。