映画『レジェンド・オブ・リタ』


2000年ドイツ映画です。東ドイツの秘密警察シュタージが主人公を匿う話です。銀行強盗を働いたり警官を射殺するような主人公です。ナチスものでは結末は100%決まっているわけですが、とことん登場人物の間抜けさを表現することで、その行為を批判するという手法をとっています。なので最後までまぬけな人物しか登場しないです。
映画ではよく悪役に魅力があったりしますが『レジェンド・オブ・リタ』には皆無です。異化の映画としては評価できますが、楽しく映画を観る場合には避けた方が良いと思います。でも楽しいだけが映画ではないのです。

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