頑張らない英単語記憶法
ラテン語よりも英語が問題ですが、あまりに単語を覚えていないので単語帳でも始めようかと思いまして、『頑張らない英単語記憶法』を手にとってみました。
大学生の時に初めて読んだのがパオロ・ロッシの『普遍の鍵(1984)』だったのですが、場所記憶を知らなかった私は大いに興味を持ちまして、フランセス・イエイツの『記憶術』を読みつつ怪しい系譜を楽しんでいたのですが、実際に場所記憶を試してみるとそもそもの場所すら覚えるまえに挫折してしまいました。
その後『ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由(2011)』を読みまして、なるほどあの記憶術もそんなに怪しい物ではないのだなと思い直しましたが特に実践することもありませんでした。
暗記をする前に記憶術を調べるほど暗記を後回しにしていますが、とっとと覚えろ!という声が聞こえて来そうなので、冒頭の本を読んだのです。中世ラテン語辞書の本にも情報カードが出てきたので試しに使ってみております。表に英語を書いて裏に意味を書きます。なかなかのサイズ感です。単語カードでは小さく、はがきサイズでは混ぜにくいと思います。
日本語の本もなかなか読めないのはそもそも漢字が読めないのだと漢字も情報カードに書き出してみましたが、予想よりよっぽど読めていないですし書けません。日本語もしっかりしないとですね。