『わが友イワン・ラプシン』(1984)ソ連とカメラワーク

アレクセイ・ゲルマン監督の『わが友イワン・ラプシン』(1984)ソ連を観ました。
  1.  『道中の点検』1971年/97分
  2.  『戦争のない20日間』1976年/102分
  3.  『わが友イワン・ラプシン』1984年/98分
  4.  『フルスタリョフ、車を!』1998年/フランス、ロシア/142分
  5.  『神々のたそがれ』2013年/ロシア/177分
 『神々のたそがれ』『道中の点検』『わが友イワン・ラプシン』の順で観たことになります。どれも眠かったですが、カメラワークに興味のある方はDVDで要チェックです。
2015年のビデオカメラを購入して「撮るぞ」と思っている方には真似しないほうが無難です。 現在の低予算・個人が撮影する動画は基本的にカメラ固定で細かくカットをつなぐ手法をおすすめしています。パンやズームをしたくはなりますが、途端に素人っぽい「運動会動画」になります。
ただ、やっぱりパンとかズームとかNHK『世界ふれあい街歩き』のようなステディカムを使ってみたくなるものです。
ニコ生やツイキャスでの「外配信」などは編集なしでカメラワークも臨場感ありまくりで楽しいです。そして、その楽しさの一部分は何でもありなカメラワークにあるのではないかと思っています。綺麗にカット編集され整った動画に目が飽きているように思うのです。無難ではあるのですが。
私が観たゲルマン監督の3作品は何気ないズームもアップしたところでの構図がピッタリと決まっていたり、「完璧」なカメラワークを実感できます。それが長回しでところどころ使われているので何テイク撮影しているのかと想像すると、すごく大変そうです。

さて、『わが友イワン・ラプシン』ですが、歌を歌うシーンが印象的でした。内容は主人公の警察官ラプシンが女優に惚れてしまうも、彼女に色男の友人が好きだと言われてしまい、がっかりというのが大筋です。ラプシンを当時のソ連に喩えてみるという見方もあるのでしょうか。

ソ連映画を観ると、高円寺のAuvissでタルコフスキーの映画をせっせとレンタルしていた日々を思い出してしまいます。huluとかNetflixで観れたりするのかな。