2010/08/30

少額の寄付をエレガントに徴収するKIVA

ブロガーズ・ネットワーク 翼で「ぷちカンパ」がはじまる

「ぷちカンパ」とはWebMoney(ウェブマネー)を送金することができるサービスです。WebMoneyはコンビニ・ネット銀行・クレジットカードで購入するか、広告を閲覧することで稼ぐことができます。オンラインゲームの世界では有名なようです。未成年がコンビニで買えます。気になる手数料は5%のようです。

KIVAを使ってみた続報



寄付といえば、CNET読者ブログ時代にKIVAの記事を書いたままになっておりました。


KIVA(キーバ)
http://www.kiva.org/


起業家に一口25ドルで融資できるマイクロファイナンスです。




ローサさんから50ドル戻る
http://kohei.kaneta.net/2008/06/50.html


上記の記事で、「貸し付けた資金が戻ってくるか来ないか」という話題がありますが、まだ引き出すことは試していません。当時ローサさんに25ドル融資して、KIVAに2.5ドル寄付しました。今では4人に融資し25ドルの元金が100ドル分の融資につながったようです。http://www.kiva.org/lender/kohei




KIVAの革新的な寄付回収



KIVAには関心しきりなのですが、本質的に革新的なのは単に寄付だけを募らない点です。寄付だけもできるのですが、基本的には一口25ドルの融資をする際に2.5ドル~の寄付を一緒にお願いされます。もちろん、寄付なので寄付しないという選択もできます。




営利ではありながら、国際貢献のイメージでPaypalから国際送金手数料の割引をうけたり、他にも大口の寄付を得ていることと思います。個人的には、運営費として2.5ドルの寄付を効率よく回収するシステムが一番共感を受けたのだと感じます。

Tシャツ販売にたとえると





身近な例を単純化して考えてみます。Tシャツ販売と寄付を募る場合です。3,000円のTシャツ&寄付の決済手数料が200円だったとします。


3,000円の内訳

  • 2,600円:Tシャツ代

  • 400円:寄付



一度で徴収すれば3,200円で済みます。別々に徴収するとTシャツが2,800円。寄付が600円。


買い手からみると同時に支払えば、Tシャツ(2,800円)に400円足すことで400円分の寄付ができます。100%寄付される印象です。一方、あとから寄付だけしようとすると600円新たに負担することになります。600円の負担で400円の寄付なので損した印象です。決済手数料を考えると明らかに、同時に寄付を回収するのが合理的です。「決済手数料のタダ乗りモデル」と言えなくもないです。




KIVAモデルの応用例

寄付を他の料金に応用してみましょう。家の中でしか着てはいけないTシャツを2,600円で売ります。外で着る場合には別途契約が必要になります。


権利管理団体は、「契約をしていないのに、そのTシャツを着て外を歩いている人」を探します。あとから外で着る権利を徴収することになります。
本来なら「外で着る権利」は400円ですが、徴収コストがかかるので請求額は4,000円、40,000円となっても不思議はありません。徴収コストが高いとは言っても、あくまで「外で着る権利」は400円です。Tシャツメーカーには400円分が支払われます。




言葉足らずですが「私的録音録画補償金制度」や「電話のユニバーサルサービス制度」はうまいことやったな、などと思います。

寄付事業2.0となるか? kiva.orgの挑戦

寄付事業2.0となるか? kiva.orgの挑戦
http://japan.cnet.com/blog/knn/2008/01/21/entry_25004357/
神田敏晶さんの記事です。実は、上記記事にはコメントがありました。内容は「KIVAは寄付ではなく融資であり金利もとても高い」という指摘でした。確かに、そうなのです。つまり「寄付事業2.0」ではなく「融資事業2.0」というわけです。
しかし、今になって思うとKIVAは確かに「寄付事業2.0」だったのだと感じます。融資を可視化する点よりも少額の寄付をエレガントに徴収する点こそがKIVAなのです。神田敏晶さんのネーミングセンス・先見性には改めて驚かされました。

寄付事業2.0となるか? kiva.orgの挑戦
http://knn.typepad.com/knn/2008/01/20kivaorg.html













2010/08/25

PDF入稿とOffice中間ファイル入稿

PDF入稿といえばプリフライト機能が充実したPDF/Xにずいぶん期待しました。(PDF/Xは印刷会社へ渡す時に、フォントが埋め込まれていない・CMYKでないなどの問題が少なくなるように制限されたPDFです)

かなり期待していたのですが、私はPDF入稿したことがありません。

個人的にはAdobe系のソフトであれば(高いとはいえ)アップグレードするのにやぶさかではありません。PhotoshopもIllustratorもInDesignも印刷系で必要なものはそろっています。

町の印刷会社もCMYKで.psd形式や.ai形式に対応しています。特に難しいことがないかぎり安心して入稿できますし、目を見張る価格競争で印刷代はとても安いです。

ただ、印刷会社へ頼むと印刷代はかなり安いとは言っても、Adobe系ソフトはそう簡単に買ってもらえる金額ではありません。お客様に・知り合いにおすすめするのは難しいものがありました。

PDF入稿を勧めたくても、PDFは様々なバージョン・作成ソフトがあるため、たとえPDF/Xでも実際印刷会社へ入稿するとなると不安になります。また、Acrobat自体高すぎてなかなか買ってもらえません。互換ソフトもいろいろとありますが、正直なところ印刷会社としても正しく印刷できるか検証しきれないと思います。

そんななか、私の中で最近興味がわいてきたものが「Office中間ファイル入稿」です。

AVANAS Multistudio Officeパッケージ

http://www.screen.co.jp/ga_dtp/product/avanas/ms/office/

インストールすると仮想プリンタが登録されます。仮想プリンタへデータを渡す時点でフォントが埋め込まれたり、RGBからCMYKへの変換をしてくれるようです。(まだ、試していません)

良くも悪くも、多くのパソコンにプリインストールされているMicrosoft Wordが使えます。もちろん、基本的に印刷できるものならどんなソフトでも使えるのではないかと思います。

PTA・NPO・個人などが手軽に印刷会社を使えるというのは結構インパクトがありそうです。高価なソフトを使わないでも個人のデザイン能力でなんとかしてしまうプロ顔負けな人が出てきそうです。

Office中間ファイルは「SCREEN MultiStudio Viewer」で見ることができるので、電子書籍といえなくもありません。

プラットフォームとしてWordが使える・町の印刷会社で印刷できる・電子書籍化も可能となれば今後注目を集めるかもしれませんね。



2010/08/17

ブラウザが信じるべきはファイル内容か拡張子かサーバー設定か

Windows Internet Explorer を念頭に置くということ(追記)

http://sanken.bloggers-network283.com/2010/08/windows_internet_explorer_%E3%82%92%E5%BF%B5%E9%A0%AD%E3%81%AB%E7%BD%AE%E3%81%8F%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%A8.html

またまた、隅本証平さんの記事に便乗してしまいます。


現在の時点でも

Content-Type:text/htmlを返してくる

http://www.moj.go.jp/housei/sougouhouritsushien/kakuuseikyu01.html

Content-Type:text/plainを返してくる

http://www.moj.go.jp/housei/sougouhouritsushien/kakuuseikyu01

にアクセスできます。

--

Accept-Ranges:bytes

Content-Length:6880

Content-Type:text/plain

Date:Mon, 16 Aug 2010 15:46:04 GMT

ETag:"1ae0"

Last-Modified:Thu, 12 Aug 2010 06:01:00 GMT

Server:Apache

X-Pad:avoid browser bug

--


サーバーの設定ということになるかと思ったのですが、

http://www.moj.go.jp/housei/sougouhouritsushien/091202-1.html

http://www.moj.go.jp/housei/sougouhouritsushien/091202-1

はどちらもContent-Type:text/htmlを返してきます。


同じディレクトリにあるのに不思議です。個別に指定しているのでしょうか?



強引にまとめると、htmlファイルを公開したのに設定の妙でテキストファイルとして表示されてしまう。ただ、IEだけは設定を無視して本来の意図通りhtmlファイルとして表示した。ということになります。


また、拡張子の問題も孕んでいます。ちなみに、私は拡張子できれば無くしたい派です。


クールなURIは変わらない

http://www.kanzaki.com/docs/Style/URI


ホームページの拡張子はない方が楽ですよね。特に「.」に気づかない方は多いです。ホスピタリティというかおもてなし度が高い気がします。


今回の論点は「ブラウザが信じるべきはファイル内容か拡張子かサーバー設定か」だと思います。

ファイルをアップしたときにサーバーがファイル内容を調べて正しくContent-Type を設定してくれる。問題があるようなら拡張子で明示するといった流れがいいように思いますが、難しいのでしょうか。




2010/08/11

描画エンジンはIE8以上で、見た目はIE6のまま

長さ 9:59
IE6がダメダメなのは当然として、そもそも文法に寛容な設計思想がダメだ。描画エンジンと見た目の組み合わせを選べるようにしてほしい、という内容です。
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軽いトップページの会
http://www.taracohouse.com/karuto/
IEとネットスケープ
文法に寛容なIE
何か変でもTypePad Proでm4aが再生できるIE8とできないChrome
IE6廃止は必要なものの、そもそも寛容な実装がダメだ
ブラウザのアップグレードごとに変わるUI
IE6→IE8の見た目の違いでつまずく層
頻繁なバージョンアップでも見た目は変えない努力
IE8の描画エンジンにIE6の見た目
シニア層を狙うネットスーパーなどは頑張れ!
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IE6は厄介ですよね。ネットショップ系ホームページで今でもテーブルレイアウトが幅を利かせている理由はよく理解できます。私も以前は、HTMLとCSSでホームページを作っていましたが、今は既存サイトの修正程度になってしまいました。逆説的ですが、IE6ハックのおかげで(せいで)CMSの導入が進んだようにも思います。
さて、IE6廃止運動はあるようですが、IE6スキン化プロジェクトというのは出てくるのでしょうか。

2010/08/08

Windows 7 の成功

80Kbps 22,050 Hz
ジョイントステレオ
長さ 3:36
Lenovo Thinkpad X201 Tablet
Windows 7 Home Premium 64bit
Sound Forge Audio Studio 9.0

201008007


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Windows 7 は32bit版は成功といえるものの、64bit版はドライバなどソフトの充実がまだまだなので半分成功。
とはいっても起動も終了も速く満足は満足。
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3分36秒の音声は聴く必要はありません。上記、2行の内容しか話していません。


今回、録音した音声の波形を見ていて気が付いたことがあります。Thinkpad のVOIP設定SMART Audio で「マイクのノイズ除去」をするとファンの音など不必要な音が聴こえなくなり大変便利なのですが、無音時から有音時に切り替わるところで声が一段大きく録音されてしまいます。
ファンの音以外しない比較的静かな部屋で録音しましたが、本来はもっとうるさい環境が想定されているのかもしれません。

2010/08/04

TypePad Pro でポッドキャストをするならmp3で保存しましょう。

m4aのファイル形式の扱いが難しいので、mp3に変換しました。ついでにボリュームを200%あげてみました。

iPad だけでポッドキャストが簡単にできると思ったのですが、そうはいかないということでした。

128kbps 44.1kHz 16bit mono  → iPad で聴けません。

128kbps 22kHz 16bit mono  → iPad で聴けません。

128kbps 22kHz 16bit Stereo  → iPad で聴けません。

80kbps 22kHz 16bit Stereo  → iPad で聴けません。

どれも iPad で聴けません。なんででしょう?

iTunes でmp3に変換  → iPad で聴けません。

ここまで、テストしましたがやはりiPadで聴けません。ところが、同じファイルをGoogleサイトにアップしたところiPadでも再生できたため、もしかるすとMIMEタイプの設定が問題なのかもしれません。そのうち、直るかもしれませんね。

サポート外ということで、直りそうもない印象でした。(8/26)


TypePad Pro でポッドキャストを始めてみる

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CNET読者ブログからBNTへ移行した経緯
TypePad Pro でポッドキャストしてみる
BNTで何を書くか
テーマを決めるか
特許のとり方がいいか
60歳代、70歳代、80歳代のパソコンのはじめ方がいいか
パソコン家庭教師のはじめ方ノウハウがいいか
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下記の内容はほとんどしゃべっていませんが、録音の中ではやたらと「えー」とか「えーとぉ」「んー」ペチャクチャなど残念な録音になっています。ボイスレコーダーのせいではないです。念のため。アプリ自体はかなりおすすめです。開発元がもともとMac向け音声編集アプリを作っているところとあって信頼できます。


私の録音を文字に起こすとすれば、こんな感じになります。↓

えー本日ですね。気になっていたボイスレーコードアプリが700円で販売されていたので試してみたのですよ。えーと、こちらのFiReというやつなんですけどね。

FiRe
iPad で録音したものをWiFi内で簡単にダウンロードできるサーバー機能つきです。えー。
FiRe - Field Recorder は入力ゲインを調整できるので、本当はもっと大きな音で録音できます。ノイズも少なく気に入りました。ノイズゲートを使うとかなりメリハリのある録音になり、無音時の気になるノイズがカットされます。今回の私の録音では、ノイズゲートは利用していません。ボソボソと小声で話すと声の部分も削られてしまいます。特にパラメータはないので調整できません。一見不便ですがパラメータの調整は難しいので多くの場合シンプルで使いやすくなっていると思います。

FacePlant が登場するなど、いよいよ非同期の音声・動画コミュニケーションが一般的になるのでしょうか。