スティーブ・ジョブスとカリグラフィーから高解像度ディスプレイ
「マックは美しい印刷技術を備えた最初のコンピューターでした。わたしが大学を中退していなければ、カリグラフィーの授業を受けることはなく、マックが複数のフォントやプロポーショナル・フォントを備えることはなかったでしょう」
『20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学 集中講義 無料版』P76より
http://e-days.cc/campaign/epub.html
2010年6月現在、『20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学 集中講義』の3章分100ページが無料で公開されています。
Twitterのタイムラインで目にしない日はないくらいです。その理由は読めばすぐにわかります。ワンクリックでツイート出来るようになっているのです。初めてiPadのiBooksで日本語の書籍を読むのに良いと思います。132ppiの解像度のディスプレイでの読書は快適でした。フォントも読みやすいです。
そうこうしていると、画面解像度が322ppiのiPhone 4 が24日発売されます。
「iPhone 4、来るべき驚異!」
http://kasttbs.bloggers-network283.com/2010/06/iphone-4%E6%9D%A5%E3%82%8B%E3%81%B9%E3%81%8D%E9%A9%9A%E7%95%B0.html
でkasttbsさんが「印刷物のレベルにも匹敵する、とんでもない精密度」と指摘されています。
「解像度競争で脱デフレ」
http://margin.bloggers-network283.com/2009/11/%E8%A7%A3%E5%83%8F%E5%BA%A6%E7%AB%B6%E4%BA%89%E3%81%A7%E8%84%B1%E3%83%87%E3%83%95%E3%83%AC.html
こちらは、CNET読者ブログで書いた記事で、どんどん高解像度化すればディスプレイ市場も上向くのではという内容でした。
しかし、冒頭のスティーブ・ジョブスが大学でカリグラフィーの授業を受け、後のマックに影響を与えた逸話を読むと高解像度化は、ずいぶん前から目標としてあったことがわかりました。