gu-guru
Gooleで「gu-guru」と検索する
Google で「gu-guru」と検索すると2008.8現在「もしかして:グーグル」という表示が出る。これは、一種の仮名漢字変換システムといえなくもない。
商用インターネットが始まった頃、日本語を使用するにあたってプロバイダーのプロキシーサーバーを使った感覚にどこか似ている。
ところで「h@¥h@。」と入力したことはあるだろうか。「きなほきなすな」はどうだろう。後者はローマ字入力する方が、かな入力モードになっているのに気付かないまま「グーグル」と入力したものだ。前者は、その逆。
「きなほきなすな」はMicrosoft IME では「気名補記なすな」と変換される。日本語としては意味をなさない。「もしかして:グーグル」と選択肢を与えてくれてもよさそうなものだ。
入力モードのズレはストレスの元
この、入力者が想定していた入力モードとパソコンでそのとき実際に機能している入力モードのズレはストレスの元である。
グーグルと入力しようとして「gu-guru」となってしまった場合、「漢字キーを押し忘れちゃったな、いっけねぇ」くらいのストレスである。なぜなら、[半角/全角 漢字キー]キーを押せば簡単に日本語入力モードに戻れるし、直接入力と日本語入力の切り替えは日常茶飯事なので、覚えている。
一方、グーグルと入力しようとして「きなほきなすな」となってしまった場合、「おいおいおい、今までかな入力したことなんてないだろ、覚えといてよ!」レベルのストレスである。なぜなら、ローマ字入力とかな入力の切り替えは滅多にすることもないので、元に戻す操作を覚えていなかったり、環境によっては効かなかったりと、とにかく面倒だからだ。
それにしても、昨今のIMEはかしこいのに入力モードを覚えておいてくれないなんて変である。