定期預金1年もの夜型

前回のお話しは「現金でポイント充当できるポイントカードにすぎない第1世代の電子マネー」でした。売り手と買い手の間の金銭のやり取りがなるべく素早く、かつ低コストで出来れば素晴らしいといった内容でしたが、今回は前回とは矛盾した内容で、あまりにもリアルタイムに過ぎると良くないという内容です。



普通預金にくらべて定期預金は一定期間、預けたお金を引き出せないかわりに利息が高く設定されている。3ヶ月、半年、1年…と各銀行によりさまざまな商品が発売されている。当たり前ではあるが、高い利息は魅力であるものの引き出せない期間は不便である。



そこで便利な新商品を考えてみた。その名も「定期預金1年もの夜型」である。1年間、銀行の窓口が閉まっている夜間に限り預金を引き出せない。しかし通常の定期預金の半年分の利息がつく。



同様に「定期預金1年もの昼型」も考えられる。主に夜型生活をしている人向けの商品で銀行の窓口が開いている昼の時間は預金が引き出せない。



銀行がコンビニ並に24時間機能するならば、ありえるかもしれない。連続した時間ではなく細切れの時間をかき集めて同じ時間を確保する。昨今のビジネス本にありそうな論理である。



もっと話を飛躍させてみよう。もし、何らかの技術革新で資金移動が瞬時に手数料なしで可能になった場合に考えられる錬金術の話を考えてみた。



テレビは30枚の静止画を約1秒間で表示することで、あたかも映像が動いているかのように見える。パソコンの画面もそのようなものだとすれば次の静止画を表示するまでにごくごく短い時間が存在する。



今あなたはパソコンでオンラインバンキングの画面を見ている。確かに残高は100万円と表示されている。だが実際は100万円の残高が常時あるわけではない。ミリ秒単位で入出金が繰り返され画面に表示されていない間に「定期預金ミリ秒型」に預金されているのだ。



そんな未来になったら銀行の預金残高にまさに読んで字のごとく目がくらんだような価値観は薄れていくかもしれませんね。



いかがだったでしょうか。またまた変な内容ですが楽しんでいただければ幸いです。次回は「全員インサイダーになる」です。