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9月, 2015の投稿を表示しています

ホテルセラピー(2013)スウェーデン

昨日は、ホテルセラピーを観てきました。原題は『Hotell』とエルが2つ。最後の5分で隣に座っていた方が帰られてしまいましたが、救われるところなので、もう少し観れたら良かったのにと思いました。 主人公のアリシア・ビカンダーさんが良かったです。『チューリップ・フィーバー』(2016)にも出ているそうです。原作だど思われる書籍『チューリップ熱』(2001)白水社がおもしろかったので、ちょっと期待しています。
さて、映画の中では、マヤ族についての話が良く出てきます。マヤ族について何にも知りませんが、映画『SHIFT OF THE AGES 』(2012)を観ておこうかと思いました。小学生の頃は、エジプト文明とかマヤ文明の謎だとかそれこそ雑誌『ムー』のような内容に興味があったはずなのですが、最近は、もっと身近な謎が気になります。
海外からの観光の影響で都内のホテルが高くなっているそうですが、たまにホテルに泊まりに行くのも楽しいかもしれません。渋谷ユーロスペースにGoogleマップの誘導で行くとレジャーホテル街を横断することになるのは、何かの罠に違いないです。
緊張するシーンも笑えるシーンもあって眠くならず娯楽性十分でありながらテーマは深淵でなかなかよい映画でした。

『わが友イワン・ラプシン』(1984)ソ連とカメラワーク

アレクセイ・ゲルマン監督の『わが友イワン・ラプシン』(1984)ソ連を観ました。
 『道中の点検』1971年/97分 『戦争のない20日間』1976年/102分 『わが友イワン・ラプシン』1984年/98分 『フルスタリョフ、車を!』1998年/フランス、ロシア/142分 『神々のたそがれ』2013年/ロシア/177分  『神々のたそがれ』『道中の点検』『わが友イワン・ラプシン』の順で観たことになります。どれも眠かったですが、カメラワークに興味のある方はDVDで要チェックです。
2015年のビデオカメラを購入して「撮るぞ」と思っている方には真似しないほうが無難です。 現在の低予算・個人が撮影する動画は基本的にカメラ固定で細かくカットをつなぐ手法をおすすめしています。パンやズームをしたくはなりますが、途端に素人っぽい「運動会動画」になります。
ただ、やっぱりパンとかズームとかNHK『世界ふれあい街歩き』のようなステディカムを使ってみたくなるものです。
ニコ生やツイキャスでの「外配信」などは編集なしでカメラワークも臨場感ありまくりで楽しいです。そして、その楽しさの一部分は何でもありなカメラワークにあるのではないかと思っています。綺麗にカット編集され整った動画に目が飽きているように思うのです。無難ではあるのですが。
私が観たゲルマン監督の3作品は何気ないズームもアップしたところでの構図がピッタリと決まっていたり、「完璧」なカメラワークを実感できます。それが長回しでところどころ使われているので何テイク撮影しているのかと想像すると、すごく大変そうです。

さて、『わが友イワン・ラプシン』ですが、歌を歌うシーンが印象的でした。内容は主人公の警察官ラプシンが女優に惚れてしまうも、彼女に色男の友人が好きだと言われてしまい、がっかりというのが大筋です。ラプシンを当時のソ連に喩えてみるという見方もあるのでしょうか。

ソ連映画を観ると、高円寺のAuvissでタルコフスキーの映画をせっせとレンタルしていた日々を思い出してしまいます。huluとかNetflixで観れたりするのかな。

『神々のたそがれ』と『道中の点検』

「ミチ…」と思わず言ってしまったところ、受付の方が「ドウチュウノテンケンですね」と、サラリと正してくれました。タイトルも分からず観にいってしまいました。恵比寿ガーデンシネマの『Dearダニー 君へのうた』や『かけがえのない人』は、まあそのうちに。

 『神々のたそがれ』
ミハイル・バフチン著『フランソワ・ラブレーの作品と中世・ルネッサンスの民衆文化』を読んで、絶望の先には笑いがあるのかな、などと思いつつ、映画『道』(1954)イタリアを観て最後の笑いに救われたものですが、『神々のたそがれ』を見るとなんだかスクリーン越しにツバだかハナだかもう汚いやら不快やらで目を閉じたくなるやら耳をふさぎたくなるやら、ようするに眠くなってしまったわけです。

ただ、『神々のたそがれ』(2013)ロシアは傑作であることは確かで、主演のレオニド・ヤルモルニクの演技はもう真似ができない感じがヒシヒシと伝わってきます。

『道中の点検』
一方、『道中の点検』(1971)ソ連は眠くなかったです。そもそもアレクセイ・ゲルマン監督はアンドレイ・タルコフスキー監督つながりで知ったので、眠いのは覚悟の上だったのですが、上映時間が97分でちょうど良い長さです。

内容はソ連軍の捕虜がドイツ兵として働かされていたが、7日の休暇を利用し投降してソ連軍の息のかかったパルチザンに寝返るも、なかなか信じてもらえないという話です。
終わりのシーンで1000人くらいのドイツ軍の行進があります。途中で車の修理をしている主人公の上官がドイツ軍の将校に「命を救ってくれて感謝している」とお酒を振る舞ってもらう場面があります。
ドイツ軍に寝返ってしまったのか、まだパルチザンの作戦中なのか、どちらなのでしょうか。(私がドイツ軍と思っているだけでソ連軍かもです)

森の中の炊き出しの場面で映画『ディファイアンス』(2008)アメリカを思い出しました。ユダヤ人が森の中で食料がない中なんとか生き延びようとする物語です。『道中の点検』では特にユダヤ人的な絡みは分からなかったです。

『道中の点検』の上映は15年間禁止されていたということです。どこが上映禁止に値するのか考えながら観ると良いかもしれません。

雪の場面が多くモノクロが引き立ちます。雪を踏みしめる音がたまに合っていないような場面もあるように感じましたが、寒さが伝わってきます。冒頭のシーンで…