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5月, 2008の投稿を表示しています

Google Page Createrの仕様からGoogleが「PhotoshopをLinuxで動作させる取り組みへ資金提供」した理由を考える

Google Page Createrでは、画像を入れると自動的にパソコン用(大・中・小・元サイズ)と携帯用の画像へリサイズされ、元画像へのリンクが設定されます。写真などでは、特にアップロード時のサイズを気にしなくても、大・中・小・元サイズから表示用サイズを選べば、表示される画像サイズが統一されて便利です。ただ、Google Page Createrにあるデザインをなんとか変えようと実験してみると、どうしてもアップロードした画像そのものを表示させたくなります。結論から言うとHTMLを編集すれば、アップロードした画像そのものを表示させることは出来ます。しかし、手間がかかりすぎるため凝ったデザインは追求できそうにありません。実験の際に、PhotoshopでWeb用に最適化したJPGやGIFをアップロードしていたところ、自動的にリサイズされる仕様のため、画像が荒れてしまいました。アップロードする画像はWeb用に最適化することなく、大きめの画像を用意するのがおすすめです。BMPをアップロードしても自動リサイズされる画像はJPGとなりますので、JPGやGIFの圧縮率など細かく設定する必要もありません。圧縮の品質はGoogle任せとなります。そんな中、下記のニュースを読みました。グーグル、「Photoshop」をLinuxで動作させる取り組みに資金提供
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20367678,00.htm
Googleは、Adobe Systemsの「Photoshop」などのWindows版の「Creative Suite(CS)」ソフトウェアをLinuxコンピュータで動作するようにする取り組みに資金を提供している。現状(2008.5)Web用に最適化したJPG,GIFをGoogle Page Createrへアップロードすると再圧縮がなされ、画像が荒れてしまうため、低圧縮のJPG、GIFを使うか、BMPやPNGを使うということになりますが、将来的にはPSDのレイヤー情報を保ったまま、デザインのテンプレートとして使うことも視野に入っているのではないかと思いました。上記のニュースは、Google Page CreaterでPSDが使えるようになることに直接は関係ないと思いますが、人材確保の意味でも方向性…

『スノウ・クラッシュ』を読んでケタケタ笑う

『考える人2008年春号』が海外小説ベスト100を特集していて、案の定買ってしまった。多くの方があげている、私のベスト10を読むのは面白い。面白いものの、やはり原作を読んでいないとつまらない。今回は、やっぱり『白鯨』読んでおかないといけないなぁ、と思った。というのも「うん。お家がいいかもね」で終わる小説『スノウ・クラッシュ』を読んでみたら、『白鯨』の影が見え隠れしたからだ。『白鯨』を読んでいないのにそう言えるのは、特急便屋の女の子Y・Tとハーレーを乗り回す巨漢レイヴンとの会話「仕事は何やってるの?」
「おれは銛撃ちだ」
「『白鯨』に出てくるような?」
とか
「あたし、エイハブっていうおっさんについて読んだことがあるんだ」とY・T。
などとあからさまな部分があるからだ。聞くところによると『白鯨』というのは円環のイメージが散りばめられているらしい。そこで『スノウ・クラッシュ』は01バイナリをマスターメタファーにした小説であるとして読んでみた。円環(ゼロ)だけでなく、直線・棒(イチ)といったイメージが溢れているので、「あっ、これはゼロだ」「こっちはイチだ」と01を探しながら読んでみたのだ。
男が1で女が0で、などと陳腐なものではない。むしろ女の方にビットが立っていたりする。ケタケタと笑える場面がいくつかあったが、頭からアンテナを出している<ラフト>という人間が出てくるところを紹介してみたい。<ラフト>とは、アンテナが外科手術で脳に直結されていて、受信したとおりに動く人間で、まさに頭にビットが立っている状態の人間だ。主人公ヒロ・プロタゴニストと<ラフト>となったジャニータの会話に「これが終わったら、おれの女になってくれるか?」
「もちろん。さあ、終わらせましょ」とロマンチックなシーンがあるのだが、その時もジャニータの頭にはアンテナが立っている。抱きしめ合うとアンテナが鼻にあたるのだが気にしない。他にもトイレットペーパーの場面などが楽しい。仮想世界のモチーフは「スノウ・クラッシュ」解読を読んでいただきたいし、フランチャイズ・宗教・ウィルスなど重厚なテーマもあり、笑えるだけでなく、しっかりと読み応えのある小説であったことを断わっておきます。