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6月, 2006の投稿を表示しています

定期預金1年もの夜型

前回のお話しは「現金でポイント充当できるポイントカードにすぎない第1世代の電子マネー」でした。売り手と買い手の間の金銭のやり取りがなるべく素早く、かつ低コストで出来れば素晴らしいといった内容でしたが、今回は前回とは矛盾した内容で、あまりにもリアルタイムに過ぎると良くないという内容です。

普通預金にくらべて定期預金は一定期間、預けたお金を引き出せないかわりに利息が高く設定されている。3ヶ月、半年、1年…と各銀行によりさまざまな商品が発売されている。当たり前ではあるが、高い利息は魅力であるものの引き出せない期間は不便である。

そこで便利な新商品を考えてみた。その名も「定期預金1年もの夜型」である。1年間、銀行の窓口が閉まっている夜間に限り預金を引き出せない。しかし通常の定期預金の半年分の利息がつく。

同様に「定期預金1年もの昼型」も考えられる。主に夜型生活をしている人向けの商品で銀行の窓口が開いている昼の時間は預金が引き出せない。

銀行がコンビニ並に24時間機能するならば、ありえるかもしれない。連続した時間ではなく細切れの時間をかき集めて同じ時間を確保する。昨今のビジネス本にありそうな論理である。

もっと話を飛躍させてみよう。もし、何らかの技術革新で資金移動が瞬時に手数料なしで可能になった場合に考えられる錬金術の話を考えてみた。

テレビは30枚の静止画を約1秒間で表示することで、あたかも映像が動いているかのように見える。パソコンの画面もそのようなものだとすれば次の静止画を表示するまでにごくごく短い時間が存在する。

今あなたはパソコンでオンラインバンキングの画面を見ている。確かに残高は100万円と表示されている。だが実際は100万円の残高が常時あるわけではない。ミリ秒単位で入出金が繰り返され画面に表示されていない間に「定期預金ミリ秒型」に預金されているのだ。

そんな未来になったら銀行の預金残高にまさに読んで字のごとく目がくらんだような価値観は薄れていくかもしれませんね。

いかがだったでしょうか。またまた変な内容ですが楽しんでいただければ幸いです。次回は「全員インサイダーになる」です。

現金でポイント充当できるポイントカードにすぎない第1世代の電子マネー

前回のお話しは「時間を区切ってお金をわける」でした。今回は前回のポイントカードとクレジットカードに続き電子マネーについて考えたいと思います。

私が利用している支払いサービスは

現金

銀行引落

クレジットカード

銀行振込

ポイント

Suica

メトロカード

コンビニ決済

郵便振替

といったところである。電子マネーとしてはクレジットカードについているEdyとSuicaを所持している。

現在発行されている電子マネーは電子マネーといっても真の意味の電子マネーではない。確かに紙幣や硬貨は使わないし、非接触ICカード技術により、なんとなく未来な感じがするので電子マネーっぽい。

しかし、言い方をかえると現金でポイント充当できるポイントカードにすぎない。下記の電子マネーの3世代でいえば第1世代だ。現金を使うことしかできなく一方通行である。理由はポイントカードと同じで入金したときから電子マネーで商品を購入するまでのお金を原資にサービスを提供しているからだろう。


電子マネーの3世代
現金で充当できるが現金化はできない

日本円に換金できる

世界通貨との変動相場に組み込まれる


森祐治さんの「セブン&アイの電子マネー参入に見る勝算」ゼロベースから普及を狙う必要がなく、すでに携帯電話などに組み込まれたハード=FeliCaにソフトとしてセブン&アイの電子マネーアプリを導入促進するという選択肢が現れてきているのである。この記事によると電子マネーの導入コストが低くなってきていることがわかる。今後、民間ベースでの切磋琢磨により導入コストがもっと低くなる。その結果、広く普及したあかつきには、ぜひ現金と相互に交換可能な日本銀行発行の電子券が登場して欲しい。それこそが真の意味での電子マネーだろう。

電子マネーの第2世代では円の利便性が上がるので円の価値が上がると考えられる。しかし所詮は日本円でしかないため他の通貨から見れば為替リスクをともなう。そこで日本円への固定相場制から変動相場制へと脱皮し、日本銀行電子券が世界の基軸通貨への道を歩みだすのが電子マネーの第3段階だ。当然そのときにはドルやユーロに交換可能な電子マネーとの覇権争いになる。そのときに現在、日本国内で起こっている様々な規格の電子マネーがどのように陶太されていくかが参考になるだろう。

以下、より参考になるリンクである。

電子マネーの本流はプリペイドでよいのか
http://pc.watch…

時間を区切ってお金をわける

前回のお話しは「報酬の半分は先払いで、残りの半分は成功したときに」です。

日本人はよく人質になる。同じ日本人として見過ごせない問題だ。もしかすると身代金の払いが良いのかもしれない。それを学習した犯人はより日本人を狙うようになる。もし、犯人にその程度の学習能力があるとすれば戻ってきた日本人が健康だった場合、追加の身代金を払うようにすれば、将来待遇の良い人質生活を送る日本人が増えるかもしれない。待遇の良い人質生活という言葉はオクシモロンでしかないのが残念ではある。



半分本気な冗談はさておき、これまで保証金というテーマを扱ってきたが今回は保証金という言葉の定義を拡大してみたい。そこで上記の人質の例を少し無理矢理にクレジットサービスとポイントサービスに当てはめてみよう。



クレジットサービスの場合

犯人:人質を預かっている。身代金は4,200万円だ。支払いには各種クレジットカードが使える。万一、人質の健康に問題があった場合はクレジットカード会社が損害を補填する。なお我々はクレジットカード会社の審査に通った誘拐団である。( この場合、身代金の約5%は保険会社へ手数料として支払われる。)



ポイントサービスの場合

犯人:人質を預かっている。身代金は5,000万円だ。支払いは現金の他、以前当窃盗団に支払った際に発生したポイントも使える。今回支払った身代金についても20%のポイントがつく。なお、発生するポイントを放棄すれば人質の健康に問題があったときの補償にあてることができる。

一方、このどちらのサービスも利用せずに身代金4,000万円を支払う場合はこうなる。
犯人へ持って行くのは身代金を半分の2,000万円ずつ詰めたアタッシュケース2つ。お察しの通り、初めにアタッシュケース1つを犯人に渡し人質をかえしてもらう。その後、人質に問題がなければもう1つのアタッシュケースを渡し取引成立となる。



3パターンのうちで興味深いのは前の2つ。最後のパターンは現金を単純に半分に分けている。それに比べて前の2つの場合、例えば4,000万円を分けるにあたって1ヶ月有効な4,000万円と1ヶ月後から有効な4,000万円を作っている。1ヶ月というのはクレジットカードの場合、クレジットカード会社から身代金が引き落とされるまでの期間であり、ポイントカードの場合は次回ポイントで身代金を支払うときまでの期間である。無論1ヶ月…