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5月, 2006の投稿を表示しています

キーボードが怖かった、あの頃。

父は東京、母は横浜。駆け落ち先の東京で生まれた私ではあったが、小学生ともなると夏休みなどの長い休みには横浜の祖父母の団地に遊びに行くようになる。初孫というのもあり大歓迎の祖父母に連れられ高島屋の特別食堂にはよく行った。
いつものように特別食堂での食事のあと、祖母が会計を済ませているちょっとの間に、私は同じフロアに展示してあったパソコンに気がついた。現物のパソコンを目の前にした初めての体験だ。
記憶ではロードランナーか何かのゲームが動いていたと思う。興味津々。しかし、実際触ってみることができなかった。なぜならあまりに多いキーボードのキー数。まだ知らない英語や記号が印刷されたキートップ。もし間違ったキーを押そうものなら壊れてしまう。とても弁償できる金額ではない値札に触るのさえ躊躇してしまったのだ。キーボードが怖い。そんな感覚をいま懐かしく思い出す。

2006年の今、キーボードは消耗品として1,000円しないで買えるようになった。しかし、初めて触る人にとっては間違ったボタンを押すと壊れてしまいそうで怖いという人も多い。もちろんパソコンを使っていくうちに、そんな恐怖心はなくなっていくものの「なんでこんな並び方なの?」とか「Altってどういう意味?」など素朴な疑問はなくならない。言われてみれば私も答えられない。どうしてだろうか。


そんな疑問に私なりに答えてみたのが「50音配列カナ変換用キーボード」だ。キーの数が横10縦8のプログラマブルキーボードを工夫し「あいうえお」順のキーボードを作ってみた。「ABC」はキートップに印刷していない。あくまでカナ変換用に割り切った仕様である。唯一の問題は「コーヒー」の「ー」が入力できないこと。悲しいかな、これは私の技術の足りなさゆえ。意外なメリットとしてはキーを長押ししても入力は1回しかできない点だ。POSレジで使うための仕様なのかもしれない。ゆっくりキー入力をする方にとっては丁寧に1回キーを押したつもりが複数回押したと認識されると入力効率が非常に悪くなる。バリアフリーキーボードを作るとすればハードウェア側でキー入力のリピートを解除できるようにするのが良いと思う。

近い将来キーボードを使う人口が爆発的に増えるときが来るかもしれない。そのときには多種多様な配列のキーボードが販売されたり、自作パソコンを組み立てる気軽さでキーボードを作れるようになっていた…

報酬の半分は先払いで、残りの半分は成功したときに

前回のお話しは「3冊の手帳で人生がかわる!」です。

今回は偽装つながりで「耐震強度偽装問題」から感じた建築業界のあり方について給与体系の能力主義をからめて考えていきたい。
「日本では、組織の内部にいるものは、一身を犠牲にしても組織の秘密を守ろうとするのがふつう」
第61回 ネットの日記が暴く耐震偽装問題の裏を読む - nikkeibp.jp - 立花隆の「メディア ソシオ-ポリティクス」

www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tachibana...

具体的に示したいのはこの立花隆さんの記述にある「ふつう」な構造をどうにかして克服できないだろうかということである。

「法隆寺をつくったのは聖徳太子ではなく大工さん」という流れで言えば「耐震強度偽装マンションをつくったのも大工さん」だ。ただ、「大工さん」にもお金が流れる上での階層があり耐震強度偽装マンションを建てた大工さんでも逮捕されない、いわゆる下請け階層の人達がいる。

耐震強度偽装マンションをつくったのに逮捕もされなければ財産も没収されないわけで一番得な人達といえるかもしれない。ただ、誤解しないで欲しい。非難しているわけではない。むしろ「ふつう」だと感じているし、詐欺の一端を担わされてしまってかわいそうだとすら思う。

あなたは大工さんでいま現場にいる。柱が足りないなどの欠陥にうすうす気づいたとする。「ふつう」は黙っているべきだ。なぜなら告発することで自分の仕事ばかりか同僚の仕事さえ奪いかねないからだ。誠意ある行動に対して同僚の仕事という、言わば人質が取られているのだ。

この構造が問題の本質だ。施主にとっては不幸なことである。聖徳太子かわいそう。そこで打ち出したいのがまたまた「保証金」である。ゴルゴ13などによくある「報酬の半分は先払いで、残りの半分は成功したときに」というのがある。この「残りの半分」を「保証金」という。

つまりあなたがマンションを建てる大工さんだとすると、今もらえる給料は半分になる。残りの半分は例えば施主がマンションのローンを払い終える頃の30年後にもらえる。もちろん欠陥マンションを建ててしまったらもらえない。

どうだろう。同僚が将来もらえるはずの給料を保証金として人質に取られているので、もし欠陥を見つけたら、ただちに告発したくならないだろうか。施主に対しても同僚に対しても誠意ある仕事…

「セキュア・ジャパン2006」(案)に関する意見を提出

通常は月曜更新です。

電子政府パブリックコメントの抜粋
http://rblog-biz.japan.cnet.com/0012/

同じく読者ブロガーの隅本証平さんのブログで内閣官房情報セキュリティセンターが意見を募集しているのを知ったので、私も提出してみました。



「セキュア・ジャパン2006」(案)に関する意見の募集
http://www.bits.go.jp/active/kihon/sj2006.html
ちなみに提出内容は以下の通り。個別ではないにせよ回答が保証されているそうなので楽しみにしています。




該当箇所
g)フェイルセーフな情報セキュリティ技術の研究開発(経済産業省)
意見内容
情報を預かる際に保証金を支払う仕組みを政府主導で作って欲しい。具体的にはAmazonギフト券のようなWebサービスが良い。
理  由
部屋を賃貸する際には保証金が必要である。もし、出るときに部屋を汚してしまっていても保証金を修繕費にあてられるのでフェイルセーフな仕組みである。

同じように情報を預かるにあたって、あらかじめ保証金を納める仕組みがあればフェイルセーフでありながら、その「情報セキュリティのリスクの定量化、情報セキュリティ対策に関する費用対効果の測定」も保証金の額によって明確になる。

3冊の手帳で人生がかわる!

前回のお話しは「Amazon保証金」です。

2005年の手帳は用途別に使い分ける意味と使い勝手を体験すべく3冊持っていた。

1日1ページの卓上版

バーティカル型のポケットサイズ

ジャバラ式のスケジュール一覧型

お察し通りほとんど活用せずに2006年を迎えたものの、複数の手帳を使う上でいくつか気づいたことがある。(以下、簡単のため「ジャバラ式のスケジュール一覧型」手帳については省略する)

ポケットサイズの手帳は書類に埋もれ行方不明になることが多かったこと。

さすがに大きな卓上版の手帳はなくさなかったこと。

住所などは大きな卓上版に書いてあるのでポケットサイズの手帳には最低限必要な情報しかうつさないですむこと。

わざわざ使ってみるまでもなく、買う前から判りきったことである。

きっと、家のそとでなくす確率が高いのは普段持ち歩くポケットサイズの手帳だろう。もし、ポケットサイズの手帳しか使っていなかったら住所やら電話番号やらすべての情報が書かれているだろうが、私のポケットサイズの手帳には書き写すのが面倒なので最低限必要な情報しか書いていなかった。友人にいたってはニックネームだったりするので他人が見てもよくわからないかもしれない。悪筆も一役買っている。

このポケットサイズの手帳なら、なくして他人の手にわたっても被害は少ないのではないか?そう思った。ただ、自宅に泥棒が入って卓上版の手帳が他人の手にわたった場合はどうしようもない。



ここであきらめないで何とかする方法はないだろうか。
ポケットサイズの手帳を外出先で使うことをあきらめるかわりに、自宅の手帳を守る方法を思いついた。

ところで、私の名前は「かねたこうへい」と読む。ここでクイズをひとつ。3冊の手帳があります。住所欄の1行目にそれぞれ「兼田幸平」「鎌田公平」「鎌田幸平」と書いてあります。さて、私の本当の名前は漢字でなんと書くのでしょう?正解は「兼田公平」でした。
「使用頻度の低い漢字が本当」というルールである。このズルイ問題は3冊の手帳のうち1冊を外出時に持ち歩くことを想定している。自宅には2冊の手帳が保管されている。泥棒が入って2冊の手帳をみると「兼田幸平」「鎌田公平」と書いてある。どちらも偽名である。泥棒が「使用頻度の低い漢字が本当」というルールを知っていたとしても漢字の使用頻度は同じなので本名にはたどりつけない。(この場合は4択でしかないが)

住所欄…